医師が気をつけること

医師が守るべき義務

医療業界

医師が行うべき義務について

医師の義務として求められるのはいくつかありますが、主なものとしては診療行為を求められた場合に正当な理由がないのに断ってはいけないという事と、診療によって知り得た患者の情報を絶対に他人に話してはいけないといった内容が挙げられます。特に救急病院の場合はベッドが空いてないなどといった理由から急患の受け入れを拒否する場合もありますが、そうした患者さんは一刻を争う状況である事が多いので、日頃から急患の搬送に備えてベッドを空けておくなどの対策はきちんとしておかなければなりませんし、医師も交代で勤務につき、いつでも診療できる体制を整えておく必要があります。仕事柄、診療行為によって患者さんの色々な情報が分かりますが、患者本人や患者のご家族、医療スタッフ以外の人に絶対に話してはならないという守秘義務が課せられています。「入院しているかどうか」という質問にも安易に答えられないような体制を敷いている所もありますが、緩い所もあるので徹底しなければなりません。

応召義務について知る

ビル診と言う言葉をご存知でしょうか。これは、ビルの1室を借りて、診療をすることです。昔は開業医といえば、自宅の1階が診察室で2階が先生の寝室や居間があるという形態での開業が大半でしたが、近年はビルの1室を借りて診療を行うビル診が大半となりました。医師には応召義務があります。これは、患者さんの診察して下さいという求めには応じなさい、という定められた決まりです。当然かもしれませんが、夜中であれ早朝であれ連日患者さんが来院されたのでは、体が持ちません。そこで、自宅でなくビルの1室を借りてビル診を行うことが増えたと言われています。診療時間以外は、診察室にいないので、自分の生活も確保できます。近年は、特にクレーマー患者が増えて、応召義務を逆手に取って、今からどうしても出なければならないゴルフがあるから、ビタミン注射を打ってくれなどと早朝に来院する患者さんもいます。応召義務がある限りは診察をしろ、嫌なら開業するなと言うのも解りますが、医師も人間です。神様ではありません。頑張りすぎて体を壊してしまえば、助けられる患者さんの数も激減してしまいます。

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